梅酢の使い方・簡単レシピ|毎日の料理に使える万能調味料
梅干しを作る過程で生まれる「梅酢」。
梅酢は、梅干しを塩漬けにしたときに梅から出てくる液体です。
梅の風味とほどよい塩味があり、いつもの料理に少し加えるだけで、さっぱりとした味わいに仕上がります。
特別な料理に使う調味料ではなく、普段のお料理に少し加えるだけ。
いつもの料理の味付けや下ごしらえに、気軽にお使いいただけます。
「梅酢を買ったけれど、どう使えばいいの?」
「梅酢をもっと料理に取り入れたい」
そんな方に向けて、毎日の食卓で使いやすい簡単レシピをご紹介します。
※こちらのレシピでは、食塩相当量19.9g/100mlの梅酢を使用しています。
お使いの梅酢によって塩分が異なるため、量はお好みに合わせて調整してください。
梅酢を下味に使うと
梅酢は、魚や肉、野菜の下味にも使えます。
塩味や酸味を活かして、いつもの料理をさっぱりと仕上げたいときにもおすすめです。
魚に使うと
・生臭さを抑えやすくなります。
・ほどよく身が締まり、焼いたときにふっくらと仕上がります。
・焼き上がりには、梅酢の爽やかな酸味がほんのり残ります。
サバやアジ、鮭などの焼き魚の下味におすすめです。
肉に使うと
・鶏肉や豚肉がやわらかく仕上がります。
・肉の臭みを抑え、後味もさっぱり。
・焼いたときに香ばしい焼き色が付きやすくなります。
唐揚げや鶏肉のソテー、豚肉の下味など、さまざまな料理に使えます。
野菜に使うと
・梅酢の塩味で、野菜の水分をほどよく引き出します。
・梅の風味と酸味が加わり、さっぱりとした味わいに仕上がります。
・塩もみの代わりとして、浅漬けや和え物などに手軽に使えます。
きゅうりや大根、キャベツ、にんじんなど、身近な野菜におすすめです。
使うときのコツ
梅酢は長時間漬けすぎず、短時間で下味を付けるのがおすすめです。
目安は、魚なら10~15分程度、肉なら15~30分程度。野菜は種類や切り方によって味の入り方が異なるため、まずは20~30分程度から試して、お好みで調整してください。
長時間漬けると、梅酢の塩分や酸味によって味が濃くなったり、食感が変わったりすることがあります。
梅酢を使うときのポイント
塩味がしっかりある調味料です
このレシピで使用している梅酢の食塩相当量は、100ml当たり19.9gです。
目安として、
・小さじ1(5ml)……食塩相当量 約1.0g
・小さじ2(10ml)……食塩相当量 約2.0g
・大さじ1(15ml)……食塩相当量 約3.0g
となります。
塩やしょうゆと同じ感覚で重ねて使用すると塩辛くなる場合がありますので、少量ずつ加えて味を調整してください。
塩味と酸味を活かして
梅酢には梅由来の風味、酸味と塩味があります。
焼き魚やお肉の下味、浅漬け、和え物など、普段塩を使う料理に少量取り入れるのがおすすめです。
まずは「下味」から
初めて梅酢を使う方には、唐揚げや焼き魚などの下味がおすすめです。
いつもの塩の代わりに梅酢を使うだけなので、普段の料理にも取り入れやすくなります。
梅酢の簡単レシピ
1.梅酢で作る鶏の唐揚げ
いつもの唐揚げの下味に梅酢を。
梅酢の塩味を活かして、塩やしょうゆを使わずに味付けします。
材料(2~3人分)
・鶏もも肉……300g
・梅酢……小さじ2
・酒……大さじ1
・おろししょうが……小さじ1
・おろしにんにく……小さじ1/2
・片栗粉……適量
・揚げ油……適量
作り方
- 鶏もも肉を食べやすい大きさに切ります。
- 鶏肉、梅酢、酒、しょうが、にんにくを保存袋などに入れ、よくもみ込みます。
- 冷蔵庫で20~30分ほど置きます。
- 汁気を軽く切り、片栗粉をまぶします。
- 170℃程度の油で、中までしっかり火が通るまで揚げます。
- 油を切って完成です。
ポイント
梅酢小さじ2には約2gの食塩相当量が含まれるため、塩やしょうゆを加えなくても下味が付きます。
2.サバの梅酢焼き
梅酢を焼き魚の下味に使った、シンプルな一品です。
材料(2人分)
・サバ……2切れ(約200g)
・梅酢……小さじ1と1/2
・酒……小さじ2
作り方
- サバをバットやお皿に並べます。
- 梅酢と酒を全体になじませます。
- 冷蔵庫で10~15分ほど置きます。
- 表面の水分をキッチンペーパーで軽く拭き取ります。
- グリルまたはフライパンで中まで火を通します。
ポイント
梅酢にしっかり塩味があるので、追加の塩は必要ありません。
※塩サバではなく、生サバを使用してください。
3.きゅうりの梅酢浅漬け
切って漬けるだけで作れる、さっぱりとした副菜です。
材料(2~3人分)
・きゅうり……2本(約200g)
・梅酢……小さじ1と1/2
・砂糖……小さじ1
・白ごま……お好みで
作り方
- きゅうりを食べやすい大きさに切ります。
- 保存袋にきゅうり、梅酢、砂糖を入れます。
- 袋の上から軽くもみ込みます。
- 冷蔵庫で20~30分ほど置きます。
- 味を確認して、ちょうどよければ汁気を切ります。
- 器に盛り、お好みで白ごまをかけます。
ポイント
梅酢は塩味が強いため、長時間漬けると味が濃くなります。
まずは20分程度で味を確認するのがおすすめです。
4.鶏手羽の梅酢甘辛煮
しょうゆベースの甘辛い煮物に梅酢を加えて、ほんのり酸味をきかせます。
材料(2~3人分)
・鶏手羽元または手羽先……6本(約350~400g)
・梅酢……小さじ1
・しょうゆ……大さじ1
・砂糖……大さじ1と1/2
・みりん……大さじ2
・酒……大さじ2
・水……150ml
作り方
- 鍋に鶏手羽を並べます。
- 水、酒、みりん、砂糖、しょうゆ、梅酢を加えます。
- 火にかけ、沸騰したらアクを取ります。
- 落とし蓋をして、弱めの中火で15~20分ほど煮ます。
- 鶏肉に火が通ったら落とし蓋を外します。
- 煮汁を絡めながら煮詰め、照りが出たら完成です。
ポイント
梅酢にも塩味があるため、しょうゆは控えめにしています。
甘辛い味の中に、梅酢の酸味がほんのり加わります。
5.梅酢チャーハン
チャーハンの塩の代わりに梅酢を使います。
材料(2人分)
・温かいご飯……400g
・卵……2個
・長ねぎ……1/3本
・ハム……40g
・梅酢……小さじ1と1/2
・こしょう……少々
・油……大さじ1
作り方
- 長ねぎとハムを細かく切ります。
- フライパンに油を熱し、溶き卵を入れます。
- ご飯を加え、ほぐしながら炒めます。
- 長ねぎとハムを加えてさらに炒めます。
- 梅酢を鍋肌から回し入れ、手早く炒め合わせます。
- こしょうで味を整えたら完成です。
ポイント
ハムにも塩分があるため、しょうゆは使用していません。
梅酢は最後に加えて、手早く炒め合わせるのがポイントです。
6.キャベツの梅酢和え
梅酢とごま油で作る、簡単な副菜です。
材料(2人分)
・キャベツ……150g
・梅酢……小さじ1
・ごま油……小さじ1
・かつお節……1パック程度
・白ごま……適量
作り方
- キャベツを食べやすい大きさに切ります。
- 茹でるか電子レンジで加熱して、軽く火を通します。
- 粗熱が取れたら、水気をしっかり切ります。
- 梅酢とごま油を加えて和えます。
- かつお節と白ごまを加えたら完成です。
ポイント
キャベツの水気をしっかり切ると、味がぼやけにくくなります。
7.鶏肉の梅酢焼き
梅酢を下味に使って焼くだけ。
普段のおかずに取り入れやすいシンプルなレシピです。
材料(2人分)
・鶏もも肉……300g
・梅酢……小さじ2
・酒……大さじ1
・おろしにんにく……少々
・油……小さじ1
作り方
- 鶏肉を食べやすい大きさに切ります。
- 鶏肉、梅酢、酒、にんにくを保存袋などに入れ、もみ込みます。
- 冷蔵庫で15~20分ほど置きます。
- フライパンに油を熱し、皮目から焼きます。
- 焼き色が付いたら裏返し、中までしっかり火を通します。
ポイント
梅酢の塩味を利用するため、追加の塩やしょうゆは必要ありません。
8.梅酢と大葉のおにぎり
梅酢を少量混ぜた、ほんのり梅風味のおにぎりです。
材料(2個分)
・温かいご飯……300g
・梅酢……小さじ1
・大葉……2~3枚
・白ごま……小さじ1
作り方
- 大葉を細切りにします。
- 温かいご飯に梅酢、大葉、白ごまを加えます。
- 全体をよく混ぜます。
- 2等分して、おにぎりにします。
ポイント
梅酢は一度にたくさん加えず、味を確認しながら調整してください。
9.大根とにんじんの梅酢甘酢漬け
梅酢の塩味と酸味を活かした、さっぱりとした甘酢漬けです。
材料(作りやすい分量)
・大根……150g
・にんじん……50g
・梅酢……小さじ2
・酢……大さじ2
・砂糖……大さじ1と1/2
・水……大さじ2
作り方
- 大根とにんじんを薄めの短冊切りにします。
- 梅酢、酢、砂糖、水を混ぜて漬け液を作ります。
- 保存袋に野菜と漬け液を入れます。
- 空気を抜いて冷蔵庫に入れます。
- 1~2時間ほど漬けたら完成です。
ポイント
梅酢だけで酸味を付けるのではなく、食酢と組み合わせることで甘酢漬けらしい味に仕上げます。
毎日の料理に、梅酢を
梅酢は「漬け物に使うもの」というイメージがあるかもしれませんが、焼く・揚げる・煮る・炒める・和えるなど、さまざまな料理に活用できます。
唐揚げや焼き魚など、まずはいつもの料理の下味から試してみてください。
梅酢ならではの塩味と酸味が、いつもの料理にひと味違った風味を加えてくれます。
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